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京阪電車 鉄道

リアルおけいはん悔いなし。「さようなら、ありがとう。京阪電車旧3000系テレビカー」

くろです。京阪電車3000系特急の引退が決まってから本当におっかけまくっった私ですが、本当に今日は最後の最後お別れの日です

幸運過ぎるキャンセル待ちでつかんだ旧3000系特急ラストランツアーに参加してきました。

今回、長文です。でも本当に3000系への愛だけは本当に詰まった文章です。

本当に今日でラスト。京阪線を走る私の憧れ旧3000系特急

本日2013年3月31日、ついに私の一番愛する電車 京阪電車 旧3000系特急(テレビカー)がついに引退のときがやってきてしました。

 

もの心ついたときから毎日京阪に乗っていた私。

この電車はその頃は七条~京橋までノンストップで走るため、乗りたくても乗れない電車でした。

その颯爽と走る姿がとにかくかっこよくあこがれでした。

大人になったら絶対この特急に乗って大阪まで行きたい。この特急は私の夢でした。

 

ここ20年近くで特急の停車駅も増え、私の最寄り駅にも止まるようになり、普通に乗れる電車になりました。

3000系特急はどんどん少なくなり、今メインで走る8000系特急へと世代交代が起こります。

 

そして今日、その最後の一両がついに引退。私の夢とあこがれを乗せた彼と最後の最後を共に過ごせることになり、親友くんと一緒にツアーに行ってきました。

前職在職中は京阪で通勤しており、私の通勤時は区間急行として運行していたこの電車。朝にこの電車に会えると無意識におはようと挨拶をしていました。

 

引退が決まる前からも、そして決まった後もたった1両しかないこの車両に私はよくたまたま遭遇し、よく乗りました。

あまりにもこの電車が好き過ぎて、物体であるこの電車に私のことが認識されているのではないかと思うぐらいです。

京阪電車旧3000系特急最終日ラストランツアーついにスタート

まずツアーは京阪淀駅改札前からスタート

受付を済ませると、参加バッチ、入場券、記念乗車証、メッセージカード、そして花束が渡されました。

下記写真1枚のみ、自宅帰宅後撮ったものです。

ツアー参加証

旧3000系カラーをイメージした花束とメッセージカード

メッセージカードと花束

今日は和田ファン仲間でもあり鉄仲間でもある方が、この電車の撮影をしておられ、この電車に乗る私たちにも会いに淀駅まで来てくださいました。

その方に下記の写真は撮影してもらいました。

写真はツアーを一緒に参加する親友君と。いつも電車関係は彼と一緒です。

親友君と一緒に

3000系乗車後、淀競馬場の桜が綺麗だったので1枚

淀駅より競馬場の風景

座っていた席がちょうどよかったので。撮ってみたかった製造月日

製造年月日

私が乗っていたのは2号車。隣の1号車を覗いてみると・・ん?何これ懐かしい~!!

懐かしのTVカー

今のテレビカーは1両のみなのですが、この電車が元気だった時代はテレビカーは先頭車と4号車2両でした。

たぶん今日の引退のために往年の姿に戻したのでしょう。

本当のテレビではないけど、とっても懐かしい姿。京阪電車 Good Job!

電車が動き出し、淀車庫へ到着。

電車が動き出し、淀車庫へ到着。車外に降りました。淀車庫に行くのはもちろん初めて。

3000系じゃなくても電車を見ると楽しくなります。貴重な旧塗装電車発見。

淀車庫-1

おっ!これは。先日まで交野線でおりひめ、ひこぼし号で頑張っていた新旧塗装混合の2200系。

しかもこの電車。もうすぐ廃車みたいです(泣)プレートの休車と書いてあるのが見えるでしょうか

淀車庫2

そしてお目当ての旧3000系特急車のお姿

淀車庫3

メインイベント旧3000系との写真撮影会開始

先頭車両の写真撮影は号車ごとの順番でした。

私たちは2号車だったため、かなり待ちました。

 

もっともっと電車に接近して撮りたかったですが、撮れる距離は限られていました。

せっかくなので、各車両ごとに横から全部撮ってみたりもしました。

そしていよいよ私たちの撮影番がやってきます。

サ・サプライズ。リアルおけいはんはもちろん鉄ちゃん心わしづかみ

先頭車両に行ってみて驚きました。

京阪!なんてサプライズを。鉄っちゃんの心わしづかみです。

なんと先ほど止まっていた新旧混合塗装の2600系と3000系を並べて停車させ、写真が撮れるようにしていました。

 

しかも3000系の先頭側は2600系は旧塗装。

これだけでもいい絵になるのに、な、なんと2600系には30年前の表示板が掲げられておりました。

旧3000と2600系

赤いバックに「急」の文字。これは終点が三条駅でしかもまだ地下駅ではなく地上駅であった頃に電車が付けていたものです。

三条の文字も旧字体です。

京阪電車の方によるともうこれは京阪電車には保存がなく、どうも新聞社あたりにたまたま資料として保存してあったものを今回借りてきたらしいです。

 

そして順番が来てついに撮れました。正面の写真

旧3000系と2600系正面

旧塗装 3台一緒。こんな写真もう絶対撮れません。左は2400系

旧3000系と2600系-2

最後に親友君に撮ってもらいました。旧塗装電車2台をバックにご満悦の私。

旧3000系と一緒にご満悦の私

ちなみに今日の私の服装の色。思いっきり京阪特急カラーを意識して着ているのがおわかりですか。

上下逆だったら3000系特急と同じなんですけどね~。これじゃ新塗装電車ですね(笑)

 

ちなみにこの方も来られていました。京阪特急 旧車内アナウンス担当。大伴英嗣さん

大伴英嗣さん

私は悪いのでサインも写真もせがみませんでしたが、鉄っちゃんが人だかりになっていてちょっと可哀想でした。

京阪電車のサプライズまだ続く

淀車庫出発の時が近づいています。京阪電車またまたここでサプライズ。

 

淀車庫3000系-5

京阪特急のシンボル。鳩マークがついに取り外されます。

 

3000系鳩とりはずし

団体の表示が付けられ、ここで一同歓声

3000系特急団体改装

 

さらに、今日のただ1回だけのために作られたであろう「最終回送」の表示。一同さらに大歓声

 

完成図はこんな感じです。でもやっぱり鳩マークがない3000系はちょっと変です。

鳩のない3000系特急完成図

 

 

いよいよ、淀車庫ともお別れです。

乗り込むときにやっと撮れました。テレビカー最後の図

3000系特急最後の社内

 

3000系ツアー撮影会終了。お別れの時も近づく。

3000系淀車庫での撮影会も終わり、最後この特急は私たちを乗せて寝屋川車庫まで走ります。

途中、本当にたくさんのたくさんの撮り鉄さんがいらっしゃいました。

中には走っている車で併走し、中から撮影しておられる方もいらっしゃいました。

 

みんなみんなこの電車に手を振り、私たちも外に向かって手を振る。

寝屋川車庫までいつもよりこの電車はゆっくり走っているようでした。

最後のサプライズは、前特急車車内アナウンス担当大伴さん

寝屋川市が近づき、またここでちょっとサプライズ。

車内アナウンスで大伴さんの頃の「この電車は特急三条行きです。発車時刻は11時です。」と旧発車メロディー「フィガロの結婚」が流れる。

これは先日私が買ったCDの音源を流されたのでしょう。

 

その後、本当に今この電車に乗っている大伴さんの本当の声で、3000系最後のアナウンスがありました。

最後の最後で一番聞きたかった人の声が聴けました。もちろん車内は拍手が起こります。

 

最後の通過駅はもちろん寝屋川市駅。

下記は淀まで来てくださったタイガース仲間が撮影した写真です。

旧3000系お別れ直前

いよいよ3000系とのお別れの時、ツアー受付時にもらったお花は3000系へのありがとうの気持ちを込めて車内に置いて帰るようにアナウンスがあります。

もちろん持って帰っても良いのですが、私たちは置いて帰ることにしました。

社内に置いた3000系ありがとうの花

ついに寝屋川車庫に着いてしまいました。後ろ髪ひかれながらこの電車とお別れするときがやってきてしまいました。

3000系車内から撮った写真。寝屋川車庫にて。なんと私たちを迎えてくれたのは5555系

5555系-1

 

5555kei-2

寝屋川車庫である証拠写真

寝屋川車庫

ついに3000系から降りました。本当に本当にサヨナラの時です。

最後の最後に3000系をバックに親友君に写真を撮ってもらいました。

最後に旧3000系と

本当は私は3000系と抱きついて写真が撮りたかったのですが、今日はさすがにそんな距離では撮れなかったのが残念です。

 

今日は私は朝からフルートのレッスンがあり、重い荷物をずっと背負って写真を撮っていたため、さすがにドッと疲れ、寝屋川市駅構内で親友君とお茶をしてから帰ってきました。

帰りの電車車内から寝屋川車庫を覗いてみましたがもう3000系はいませんでした。

 

その代わり、取り外されていたダブルデッカー車だけがなぜかぽつんとおりました。

京阪電車のテレビカーはもう廃止されており、この特急が最後のテレビカー。

最終日の最後の時、こんなに長い時間3000系と過ごせて本当に満足でした。

旧3000系本当に本当にありがとう。そしてお疲れ様でした。

私が京阪電車が好きなことには変わりませんが、この電車以上に好きになれる車両にこれから出会えるかはわかりません。

私を鉄子化させた張本人とのお別れは本当に感慨深いものがあります。

 

絶対に生きているうちに、大井川鉄道か富山鉄道に乗りに行き、この3000系の仲間たちに会いに行こうと思います。

ありがとう。旧3000系特急車。あなたの勇士は一生忘れません。

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