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日々の日常 鉄道

ピッと便利な交通ICカード。他路線の磁気定期等との併用のときは要注意

皆さん、ICカードはお持ちですか?

JRならICOCAやSUICA等各地域でたくさんあり、関西の私鉄ならPitapa 東京ならPasmo ですよね。

これって電車に乗るときに、券売機でいちいち小銭を出して切符を買わなくても、事前にチャージしておければ改札でカードをかざすだけで通れてしまう便利な優れものです。

これ、とっても便利なのですが、ある落とし穴があります。

え?そーなん?私の体験談、いつもの通院<ここの体験だけは5年前の話です>

改札機

私は京都でのリハビリのため、午後半休を取りました。

予定は「会社(大阪地下鉄堺筋線)」→(阪急電鉄経由)→「京都の病院」→

「大阪の鍼灸院(大阪地下鉄御堂筋線)」→「自宅(大阪地下鉄長堀鶴見緑地線)」というルートでした。

 

リハビリが終わり、いつもなら自宅まで京阪電車経由で帰るのですが、その日は全く別の御堂筋線の駅まで行かなければなりませんでした。

ルートとしては、行きと同じく阪急電車→淡路から堺筋線→「堺筋本町で中央線に乗り換え」でした。

 

京都の現在地から目的地までは別ルートもありました。

阪急電車で梅田まで行き、御堂筋線に乗り換えるルートです。

しかし、検索すると堺筋経由の方が早かったので、堺筋経由にしたのです。

え?マジで?私は目的の駅の改札を出られない

ICカード

病院最寄りの駅から阪急電車に乗るとき、急いでいたので、私はICカード乗車券ICOCAを使って改札に入りました。

しかし、降りるときは私は大阪地下鉄の乗車証(磁気定期)を持っているため、ICをピッとしてしまうと、定期分が損になります。

 

そこで地下鉄の駅員さんに「阪急の西院駅から乗ったんですが、私、地下鉄の乗車証を持っているのでここから360円分引いていただけますか?」と話します。

すると地下鉄の駅員さん「これ、ここで引けないんです。これは阪急電車さんの売上なので、地下鉄で処理をしてしまうと阪急電車の売上にならないので。

お客さん、阪急電車に今日また乗られませんか?阪急の駅でしかできないんです。」

 

「えー?!マジでー!。」

これを聞いて、私は目からウロコでした。

 

何年もICカードを使っていますが、いつもチャージはJR駅ですることが多いのです。

いつもこのICの売上ってどうやって電車同士が分割しているのかというのが疑問でした。

人によって、チャージする電車会社と使う電車会社はバラバラ。

公平に何割とか決めているのかなあとか思っていました。

 

つまり、最終的にはあの自動改札機に記録されているものが全てなんですね。びっくりです。

 

阪急電車の記録が残ってしまっているICカードを持っている私。

出場記録がないICカードをほっておくと、次の電車で「記録がない」とされ、京阪にもJRにも乗れません。

結局選択肢はひとつ。鍼灸院終了後に、阪急電車の駅に行くしかありません。

 

そこで本来であれば鍼灸院終了後、20分ぐらいで、楽に自宅最寄り駅に到着できるはずなのです。

しかし、阪急電車のある最寄り「梅田」に行くハメに・・(泣)

疲れていた私。さらに深みにはまる。

時間は夕方のラッシュアワー。しかもいつも多くの人が乗る御堂筋線。

そして絶対に激混みの梅田。梅田は今月新しくなったばかりでいつもより絶対に人が多い。

だから行きたくありませんでした。

しかし行かないと自分が明日から困るのです。

 

なんとか梅田まで行き、阪急電車でICカードの処理をしてもらいました。

これで、やっとICカードが正常になりました。

 

梅田から自宅は、淀屋橋まで地下鉄で行き、定期のある京阪を使って、いつものルートで帰るつもりでした。

しかし、いつも行かない梅田で人の流れに合わせて歩いてしまった私は、なんと地下鉄ではなく、JRの改札前に直行する道を歩いてしまったのです。

梅田から我が家に帰るには、たくさんのルートがあり、環状線で京橋まで行き、地下鉄で帰るのが、時間的には一番早いルートです。

 

しかし、私が乗りたくない電車の中に「ラッシュアワーの環状線」というのがあるのです。

大阪駅~京橋間はいつもかなり混んでいますし、基本、環状線のホームはとても人が多いのです。

 

しかし、JRの改札前に来てしまった私は、そこからまた御堂筋線に戻るのは余計に疲れると判断。

乗り気ではありませんでしたが、環状線で京橋まで帰り、そこから乗り換えて帰宅しました。

 

私が病院の阪急最寄りでICカードで入場しなければ、30分は早く帰宅できていました。

それをしてしまったがために、三角形のルートをぐるぐるして帰宅することに。

本当に疲れました。

最後に。ICカードの磁気切符も相性悪いです。

このように、ICカードは便利ですが、磁気切符との相性も悪いです。

たとえば、回数券(磁気の切符)で改札を入ったとして、回数券の額以上の区間を、乗車とします。

つまり乗り越しです。

実は、乗り越し精算のときって、ICカードの残額からは引いてくれないです。(2017年2月現在)

 

つまり小銭からお金を出すか、同じ磁気カードの「交通金券カード」で2枚一緒に改札を通すしかありません。

ただ、この磁気の「交通金券カード」(関西でいうとスルッとKANSAIカード)は2017年3月末をもって発売が終了になるのです。

私は磁気回数券ヘビーユーザーで、乗り越し区間も多いため、一番よく使うルートの金額の回数券を購入しているのです。

 

スルッとKANSAIカード廃止って、乗り越しの時、いったいどうしてくれるんさー!?

 

もしかしたら今はできない磁気の切符型の回数券と、ICカードとの併用が可能になるのかもしれません。

また、逆に回数券までが磁気ではなくICになる可能性も考えられます。

本当に今後の動向が気になる私でした。

 

2017年4月29日追記。スルッとKANSAIカードの良いサービス引き継がれるも、乗り越し問題は未解決

スルッとKANSAI磁気カードが廃止され、友人に「ICカード何持とう?」と聞かれたので、ブログ書いてみました。

こちらもご覧いただけると嬉しいです。

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