奉子です。今回は久しぶりに仕事のお話をしたいと思います。
私の職場では、定期的に実習生の受け入れがあるのですが、今回、1年2ヶ月ぶりに上司より教育係を任命されてしまいました。
実習生教育係、リベンジなるか。
私の職場で実習生の最初の受け入れがあったのが1年2ヶ月前。その最初の方が実習期間3ヶ月のところ、2ヶ月で退職を申し出られました。
実はこのとき、私は自分の教育の仕方が悪かったのだろうかとかなり気にしていました。
それ以降はつい2回月前の3月にお越しになり、そのときは実習期間1ヶ月だったのですが、教育係は部長で、この方は実習期間満了で継続で弊社の雇用は希望されなかったのでそこまで。
そして、今回の新しい方も実習期間1ヶ月。
ただ、今までと大きく違うことが1点あります。
「人事と総務の仕事にとっても興味がある。社労士の勉強もしてみたい」
今回の教育係は誰が担当するのだろうと、上司に尋ねたところ
上司「今回の方は人事の仕事に興味があるし、実習期間で終わるというより本人が希望すればこのまま採用になる可能性も高い。」
私「そしたら、1年前の実習生の方みたいにガッツリ教えた方が良いんですよね?」
上司「うん。そうして」
私「はい。わかりました」
実は、今は育休明けの同僚が返ってきてくれたので、もうひとりメンバーはいるのですが、その同僚は実習生がいるなかで仕事を進めるということ自体が初めて。
仕事自体は私の仕事および同僚の仕事を両方を少しずつ教えるということになるのですが、とりあえず、私は教育係が2回目なのもあり、ある意味「人が好き」なので、私にメインを任させたんだろうと思われます。
つまり、今回は「私の教育係、リベンジなるか?」が私の中で、大テーマであります。
今回、このBlogを書くのにあたり、昨年自分が書いた文章を読み返してみたのですが、なんだか私の苦しさの中に、なんとか明るさを見つけよう感が半端ない(苦笑)
今、思い返しても本当にあの2ヶ月間はキツかったのです。
過去の私を越えるための今回の私の秘策「教育係に自分の時間はない」教えることに腹くくろう
昨年の初めての教育係のときに一番辛かったことは「自分の時間が取られてしまい、自分自身の仕事が回せなくなった」ということでした。
当時、「ああ、教えてなかったらこの仕事できるのに」とか「自分の仕事いつになったらできるんだろう」って正直思っていました。
しかし、今考えるとこの私の「ああ教育係しんど」という想いは確実に相手に伝わっていて、「私がいない方が奉子さんは幸せ」って思わせた分はあったかもなと思います。
先週から来ている実習生さんは、過去の2人に比べて明らかに違う点があるのです。
「ガッツがあり、初めてのことでも、物怖じせずに果敢にチャレンジ」
「私たちがやっている仕事全てに興味があり、『それはどんな仕事なんですか?見せてください。教えてください』と積極的に実習生から質問攻め。」
「お昼休みの休憩でも『ひとりじゃなくて、複数で一緒にご飯食べるの嬉しいです』とこちらも積極的。
彼女を見ていると、少し年齢が若いときの自分にも似ている気がして、自分でもハッとさせられる部分もあります。
こんなに積極的に「知りたい」という姿勢で来られると、こちらも同じぐらいの強い思いで返さないと失礼だと感じました。
たとえ、1ヶ月で実習期間が終わったとしても、彼女の持つ熱量と同じぐらいの熱量で返そうと心に決めました。
そこで私は「今すぐに手伝ってもらう部分でないにしても、全体の流れを全て説明し、お手伝いしてほしいところのパーツはここだ」ということにしました。
彼女は本当に「全体の手順も含めて、全部知りたい」ようなのです。
しかし、それが彼女の望みなのです。実習だけだったとしても得られるものは全部得たいと思っているようなのです。
「私、決めました。腹くくって教育係やります!!」
正直言って、流れから説明するのは本当に時間がかかります。私は先週実習生がいた3日間は、喋り倒して、疲れました。
自分がやる業務で、何か抜けているのではないかと本当に心配になりました(苦笑)
ある日のInstagram↓
しかし、今は実習生さんがいらっしゃらない曜日が2日間だけあります。
1年前と違い、自分の業務は全て身体が覚えていて優先順位も所要時間も把握している私は、その実習生さんがいらっしゃらない曜日に
「声をかけられると上手く回せない重いめ集中が必要な業務」を期日が早くてもとりかかることにしました。
明日から3日間は今週も実習生さんがいらっしゃいます。
実習期間はあと3週間。
悩んで不安でしんどいなって仕事するより「もう、何が何でも実習生の業務時間は、私の個人の仕事は彼女に教えること。彼女に毎日笑顔で帰ってもらうこと」をこの3週間の私の目標にしたいと思います。
失敗して落ち込んだりしている彼女に、上手くリフレーミングして褒めて、自信をつけてもらうことは私はできます。
逆を言うと私は「怒れない人間」なので、その必要があるときはその役割は他のメンバーに変わってもらえばいいです。
最終結論は3週間後。
このやる気のある実習生さんが、3週間後私たちの正式な仲間になるのを目指して、彼女のやる気を維持したまま、私が教育係としても成長するための時間です。
これで、私がこの教育係に飲まれずに自分の業務もやりきれるか。
実習生もガッツのある挑戦者なら、私も挑戦者やります。
皆さん、こんな私に応援よろしくお願いします。