奉子です。突然ですが、あなたは目薬を差すのは得意ですか?
きちんと失敗せずに差せますか?
実は私は、ついこの間まで無理で、5回に1回ぐらいしか成功せずだったので、夫に毎回「差して」と依頼するアホでした。
そんな私が、ついに「差すのを成功するコツ」をつかみました。
実は私、緑内障予備軍です。
目って視力が落ちていくのも一般的だし、多少見えなくなっても街の眼鏡屋さんで適当に眼鏡作るとか、コンタクトもコンタクト専門店に行けば変えますし、眼科にきちんと行くという方は案外少ないのではないでしょうか?
私は、30代後半から毎年半日人間ドックを受けているのですが、半日人間ドックにはたいてい、眼底検査、眼圧検査が含まれております。
私はこの人間ドックの眼底検査で要再検査が出て、中学の時からコンタクトをしているのもあり、地元の眼科に検査に行きました。
30代後半の最初の頃は、「これは緑内障に間違われやすい目ですけど、大丈夫です」と言われたものの、やはりその後も人間ドックでひっかかるので、その度に念のため眼科を受診。
私が子どもの頃と違い、最近は街の眼科でもよい検査機器が入っているので、色々調べた結果・・・
「目の神経の膜が一般的な人より薄い。視力の左右差がありすぎて、この視神経の薄い方は0,04しか見えていないのも原因。
決して眼圧が高いというわけではないけど、眼圧が上がれば緑内障と同じ症状が出る。
前年は大丈夫だったけど、確実に欠けている視野が出てきているので、眼圧を下げる目薬は必須」
と非常に残念なことを言われてしまいました。
一般的に緑内障はほっておいたら失明すると言われる怖い病気です。
特に視野が欠けていくのは、結局見える方の目で勝手に補っているので、自覚が出にくく、気づいたときはもう手遅れ。
結果、私は2年前より、毎日目薬を1日1回片目に差さなければいけなくなってしまいました。
昨日たまたま見つけたライブドアニュースニュースの記事で、面白い記事を見つけました。
年を取ったら誰もが不安になる目の病気。なかでも緑内障は、国内の患者数が約400万人。40代で20人に1人、70代では10人に1人というから驚きだ。
「実は、進行しなければ自覚症状が現れにくく、ほうっておくと失明のリスクがあるのが緑内障です」
そう語るのは、彩の国東大宮メディカルセンター眼科部長の平松類先生。緑内障とは、目の奥にある視神経が死んでしまうことで、部分的にモヤがかかったように視野が狭くなる病気。
「初期は、それほど視力は落ちませんが、進行すると、突然ガクンと落ちて、1.0の方が0.1ぐらいになることも。そうなると、もう元には戻りません。片目だけでなく両目に起こるので、適切な治療をしないと両目を失明することになり、“手遅れ”になってしまいます」(平松先生・以下同)
次のチェックリスト項目にひとつでも当てはまると、緑内障になりやすいので要注意。
□40代以上である。
□家族に緑内障の人がいる。
□近視がある。
□ストレスが多い。
□頭痛が多い。ただし、セルフチェックでは気づかない人もいるので、40歳を過ぎたら一度は検査を受けるのがおすすめ。
「緑内障の検査は、目の奥の血管や視神経の状態を調べる“眼底カメラ”で撮ればわかります。機械に顎をのせて写真を1枚撮るだけなので、年に1度は受けましょう」
眼底検査は、眼科で「緑内障の検査をしたい」と言えば、すぐに受けられる。こうした定期的な検査は必須だが、日常生活でも、緑内障を予防する方法があるという。
「以前、緑内障は眼圧(目の硬さ)が上がることでなる病気だと考えられていましたが、最近では眼圧が正常でも、なることがわかっています。発症のメカニズムはよく解明されていませんが、目の酷使や、血行不良、目をこするといった外部からの刺激が視神経を傷め、緑内障の要因になるようです」
~2017年9月20日~ライブドアニュース「95%の人が勘違い…緑内障予防になる正しい目薬の差し方とは?」より引用~
私、この「眼圧が上がらなくても緑内障の人」そのままやん・・・って思いました。
ちなみに、病院の先生によるとよくある検査の注射の際に「緑内障の人はこの注射できないので、事前に言ってください」というのには、私の場合は当てはまらないそうです。
そもそも、目薬を上手くさせないあなたへ。私がやっとつかんだ差せるコツ
最初にも述べましたが、毎日目薬生活を申し渡された私には難がありました。
目薬を自分で差せないんです。
ちゃんと差したいつもりでも、先を見るのが怖くて、結局無理でした。
しかし、5回に1回しか成功しないのは、目薬がもったいない。
誰かに差してもらわないとできないのも恥ずかしい。夫は夜勤があるのでいないときはどうしても自分でやるしかない。
と思っていた私が、最近上手く差せるコツをつかんできました。
ちょっと私の写真でお見苦しくてすみません。。。
まずは失敗する確率が高いときの図
目薬の先端を見るのが怖いので、本当は先端を真ん中にきちんと持ってきた上で、目薬を落とす瞬間は視線だけを先端からずらすのが、上手くいくコツです。
しかし、この↑の写真は目薬の先端の先が目の中心からズレているので、半分しか目の中に入りません。
上手くいくときの写真
こちらは目薬の先端が目の真ん中に配置されているので、上手く入ります。
先端恐怖の私でも、さすがに毎日強制的に夫に差してもらっていたので、目薬の先端を見ることに慣れてきて、その瞬間だけ視線をずらすことができるようになったのだとは思います。
先端恐怖の私は、最初は先が目の前にあることすら怖いので、手が自動的に少し目の中心からズレていたんだと思われます。
最近は、「あ、これ失敗するな」と差す前にわかるようになってきました。
ライブドアニュースの記事を見てへぇー。私も効能半減だった!!
先ほど引用していた、ライブドアニュースの記事には続きがありまして、目薬を正しく差す方法は以下だと書いてありました。
正しい目薬のさし方は、(1)下まぶたを指で下に引いて、(2)目薬のふちが下まぶたに付かないように一滴さし、(3)パチパチまばたきをしない。目薬が流れていってしまうので、さしたあと、そっと目を閉じ、目頭を軽く1分ほど抑える。
平松先生いわく、「これだけで、治療効果が倍になる」そうだ。
~2017年9月20日~ライブドアニュース「95%の人が勘違い…緑内障予防になる正しい目薬の差し方とは?」より引用~
つまり、差して、まばたきをしてしまう人が多いが、(3)にあるようにそっと目を閉じ目頭を押さえる。つまり↑の人の写真に目頭を押さえればOKということですね。
私も思いっきり目をパチパチしていました・・・効果半減じゃないか!!
というわけで、この記事を読んでから、瞬きしないように頑張っています。
このライブドアニュースの記事には他にも「目を酷使しない。」とか「半身浴しろ」とか「カシス取り入れろ」等色々書いていましたが、仕事で毎日PCも使うし、お風呂は毎日入っているし。。。
私はもう視野も欠けてきているので、「自分はここの部分が欠けているから夜は外出は注意」等の事がわかっているだけでも違うかなあと思います。
元々の障害も左の方が麻痺が強いので、「目も左かよ」と悲しくなる今日この頃ですが、定期通院は続けたいと思います。
他人事とは思わず、皆さんも眼科検診行ってくださいね。