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好きな音楽・ライブ 私の好きなこと

変わらないけど進化させる。生きていれば世界は変えられる。~浅岡雄也さん(FOV祭)24thライブ~

奉子です。私の青春の1ページであるバンド「FIELD OF VIEW。」

2002年にバンドは解散していますが、そのボーカル浅岡雄也さんはソロとして今も活動されています。

5年前より、FOVデビューで日である5月15日付近に毎年FOVお祭りライブとして、バンドの曲がほぼで占めるライブを開催してくださるのですが、今年も参加してきました。

ちなみに昨年23thのライブレポのリンクはこちらです。過去の20thおよび 21st昨年22th、もリンクを貼っておきます。

 

変わらないけど、進化させる。強さ、大切にするモノ、捨てるもの

浅岡さんライブ看板

メンバーは昨年同様の下記

・浅岡雄也(Vo)
・小橋琢人(Dr)
・森本隆寛(G)
・山田“ヤマダマン”裕之(Ba)
・今井隼(Ke)
・大場ハナ誠朗(Mani)
ゲスト
・葉山たけし(G)

の方々で、私の大好きなバンドのオリジナルメンバー小橋さんも今年もハワイから参戦!

さすがに5回目で、昨年同様葉山さんがいらっしゃるのもあり、ある程度の曲も予想できました。

ただ今年は・・・

「バラードなし!攻めて攻めて攻めまくる」、

それで、来ますかー!!って思いました。

しかも

あのー、昨年と同じ曲でも今年明らかに新しい感、カッコいい感が増しているんですが・・・

個人的には森本さんのギターが一番進化度を近くで感じたのですが、ハナさんは昨年こんなにはじけてなかったし・・ステージ全体が攻め、攻めの空気感がすごい。

 

現状維持は退化と同じ。

今回のライブは令和のFIELD OF VIEW

「今25年以上歌を歌ってやっと、歌の入り口に立ったところに感じる」

「20代の浅岡雄也から50歳への浅岡雄也への挑戦状。」

「嫌でも衰えは来るから、まだいけるうちは攻めたい」

 

これらの浅岡さんの言葉を噛みしめながら、ライブのことを思い出し、このブログを書きながら、24年前のCDを聞いています。

当時と同じように再現すること。「キーも変えない」ことがプロとしての覚悟および私たちファンへの礼儀のようにおっしゃっている浅岡さん。

 

高いキーの曲ばかり、これでもかこれでもかと出してくる浅岡さん。

キーは同じ。歌の本質や聞きたい音色も変わっていない。

しかし、何かが変わっている。しかも良いように。

 

浅岡さん、小橋さんはもう安定の強さ!

いつ聞いても24年前と変わらないリズムと心地よさ。

そして、ふたりの笑顔の演奏。

 

若い森本さんやハナさんに感じるパワーの強さのと違う、進化。

トゲがなくなっている。でも力強くなっている。しなやかさが加わっている。

 

挑戦状をさらりと交わしている。

す、すごすぎません!!!??

 

「現状維持は退化するからね。進化するって事は前に進むしかない。そしてずっと言ってきたけど、生きていて、前を向くこと。

世界の中に自分がいるんでなくて、ひとりひとりの世界の真ん中にいて、自分が願えば世界を変えたいと思えば変えられる。

生きていて、前を向けば、それでいい」

 

世界を変えるということは、変革だ!っ 変革は「Revolution」だ

と始まった「Revolution No.15」

 

浅岡さんのソロ曲であるこの曲を、小橋さんのドラムで聴くともうこれ以上無いかっこよさなのです。

毎年毎年、浅岡さんのソロ曲を小橋さんのドラムで聞けることが最高にこのライブの醍醐味だと私は思っています。

 

ふと思った。私にも必要なのはこの変革なのでは!!

実は私事ですが、昨年よりずっとパワーで押し切って前に進み続けた私に突然ブレーキが掛かり、動けなくなってしまいました。

心まで止まってしまい、感情も感じなくなりました。

今、CDを聞きながら今までの私は、「ひたすら勢いで押し切ってきて、年齢と気持ちと身体がバラバラになってこうなったのではないか」と思い始めました。

 

ライブで、20代からの浅岡雄也からの挑戦状を、力を抜くところは抜いて、休むところは休んで、しなやかに、

20代にはできない強さを加えた令和のFIELD OF VIEWを見せてくれたメンバーの皆さん。

20代の頃にあった何か今では邪魔になったモノを確実に捨てて、別のものを加えた演奏。

 

私が目指さないといけないのってこれと違うの??!!

 

そう、私はきっと自分の今までの世界をぶっ潰して、新しい自分になるために、きっとここまでの経験をさせられているのかもしれない。

今までのやり方ではできない。変革しないと出会えない何かがある。

 

ここを越えなければ、新しい世界はきっと見えない。

浅岡さんのように、次のステージにいくために

亡くなったFOV仲間とFOVに背中を押された。前を向いて生きろ。下を向くな!

FOV&浅岡さんCD

今年2月にFOV仲間と出会うきっかけをくれた親友「つゆか」が急逝してしまいました。

彼女のお母様から直接亡くなった知らせを聞いたのは、FOV仲間では私のみでした。

心も身体も動かない中で、FOV仲間につゆかのことを知らせるのは私の役目だと思いました。

 

つゆかはきっと私に

「くろ、私は人生前を向いて生ききった。くろはまだ死なないし、苦しくても生きて。天寿を全うしたらまた会える。

そして、浅岡さんのライブには必ずそばで聞いてるから」って言われた気がして

昨年末に動けなくなった中で、このライブだけはなんとかしていかなければと、友人の力を借りて参加しました。

 

4曲目の「トビラ」のときにものすごくつゆかを近くで感じました。

4曲目から先はなぜかつゆかが生前「好きやねん」って言ってた曲が続いたように思います。

 

動けなくなったとき、こんなしんどいなら死んだ方がマシだと思った日もありました。

つゆかはもうこの世にはいない。私は生かされている。

 

「世界の中に自分がいるんでなくて、ひとりひとりの世界の真ん中にいて、自分が願えば世界を変えたいと思えば変えられる。

生きていて、前を向けば、それでいい」

ライブでの浅岡さんの言葉がグサッと 刺さりました。

来年はしなやかな変革できた自分で参加できたらな

来年のFOV祭は25周年。ドンとやってくれるらしいです。

もちろん、参加します。

 

個人的にはめっちゃマニアックな曲ばっかり集めてほしい!

小橋さん曲多数採用、大きく希望。

今年同様「Fly to Xxxx」と「Revolution No.15」は絶対やってほしいです。

 

そのときには、しなやかに進化していて、いらないトゲは捨てた自分で参加したい。

 

そのとき、今の苦しかった自分を「あんな日もあったね」って

「いつの日が振り返れば、Beautiful day♪」って歌っていたいな。

それが25年も浅岡さんやFOVをずっと好きでいる過去の私から今の私への挑戦状な気がします。

 

最後にセトリの紹介です。YAMATOさんいつもありがとうございます。

1.突然
2.Last good-bye
3.セピア
4.トビラ (浅岡さんソロ曲)
5.夢見続けて今も
6.アシタガクルマデアシタハクルカラ(浅岡さんソロ曲)
7.奇跡の花
8.SPECIALLY
9.Fly to Xxxx
10.Revolution No.15(浅岡さんソロ曲)
11.青い傘で
12.ナチュラル
13.THINK OF MYSELF
14.アナタトミライヲ(浅岡さんソロ曲)
15.ハピエンハピライフ(浅岡さんソロ曲)
16.DAN DAN 心魅かれてく
17.Still
18.キミガセカイヲカエテユク(浅岡さんソロ曲)
19.君の翼で(浅岡さんソロ曲)
20.Beautiful day
EN1.君がいたから
EN2.キミトイツマデモ(浅岡さんソロ曲)

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