奉子です。今回は入院の主訴、骨折した右手のリハビリ記録です。
え?石膏のギブスじゃないんだ。術後に感じた腕の重みは腫れだった。
こちらの記事で述べた、術後すぐに感じた「腕の重み」。私は石膏のギブスの重みだと思っていました。
しかし、毎日の看護師さんの包帯交換がある中で、腕に巻かれていたのは石膏ではなく、腕はシーネ(発泡スチロールに針金が入ったようなもの)で腕を固定し、「綿のような柔らかい包帯+普通の包帯の2重巻き」にされていただけだったのです!!
4年前の指の骨折を日帰り手術した時も包帯でしたが、「あれは単に骨折箇所が指だし、手術も針金で固定しただけでメスも使ってないし」ぐらいに思っていました。
しかし、今回は全身麻酔の手術でメスを使った手術。傷跡も大きいです。
それでも包帯でした!!(*゚ロ゚)
私は昭和人間です。時代の流れに本当にびっくりです。
そりゃ石膏のギブスだったら次の日からリハビリするのって大変ですよね・・・
え?右腕こんなに動かないの?想定以上の状態に困惑
術後最初の1週間は、固定をしたまま、手首より上を動かすリハビリのみで、そこは順調に進んでいました。
術後1週間後、初の包帯を外してのリハビリ。
OT(作業療法士)の先生が包帯を外し、まず「腫れはずいぶん引いたね。手術翌日の半分ぐらいになってます」と嬉しい一言。
私「あ、そうなんだ。よかったー。なんだか腕も最初より軽くなった気がします。」
OTの先生「うん。重かったのは腫れていたせいだからね。まだ腕腫れているけど、リハビリ続けて抜糸もすればさらに腫れは引くよ。
今日から包帯外してリハビリするし、少し大変だけど頑張ってね」
私は長年の経験上、「リハビリ=良くなるもの」と良いイメージしかなかった上、私の中では「きっと腕は最初からそこそこ動くに違いない」と思っていました。
しかし、、、現実は甘くありませんでした。
先生が動かそうとします。
しかし、腕の筋肉は硬く、全く動きません。
ギブスで固定されていた角度よりほんの少し動くだけです。
しかも、めっちゃ痛い(>_<)
私は痛みに強い人間です。その私が痛いというのです。
2週目のリハビリは、私のリクエストによりPT(理学療法)もOT(作業療法)も時間が倍になっていました。
PT(足のリハビリ)は、時間が倍になってから順調で、「足の筋肉を緩める時間」+「右手を使わずにやる日常動作訓練」を行っていました。
こちらは左手の成長もあり、本当に私の思うように、順調に進んで言ったのです。
しかし、肝心の右手は
OTの先生「うん。硬いね。他の人より硬い。これは時間かかるかも」
私の心の声「え?この前向きな私が他の人より硬い?それってどうなん?順調じゃなきゃ困るんですけどーー」
かなり不安でした。
次回記事に右手のリハビリについてはもう少し書きますが、本当に動きません。
結構な困難でも「なんとかなるさ」と思える私が思えないほど、右手は完全に固まって肘付近は本当に動かなかったのです。
術後8日目、ついに包帯から装具固定に(やった解放)!
手術から8日目の12月12日、ついにこの日がやってきます。
前日の12月11日。腕にビニールを巻いたままでしたが、看護師さんに8日ぶりのシャワーをしていただきとても幸せでした。
しかし、その翌日の12日に包帯まで外れるとは思ってもみませんでした。
骨折しているのに、1週間で包帯を外し簡単な装具固定って、本当に時代の流れはすごいなあって思います。
この翌日に、会社から連絡があり、装具固定になったことを伝えるとやはり「え?もう?早」って言われました(笑)
包帯固定の時の画像と比較します。
包帯が外れる4日前から靴下を自力で履けるようになり、ギブス固定になると一挙に気持ちが楽になりました。
そして、この日の夕食がめでたく当たりでした。
ちなみに、この初の装具固定になった夜。
腕が軽くなったのでよく寝られると期待していたのですが、、、実際は寝られませんでした。
装具が肌に直接はめていくので、装具の繊維や金具が肌と擦れてとってもかゆいのです。
かゆすぎて気になってちっとも眠れませんでした。
右手のリハビリは道のりは長そうです・・・