奉子です。今日は久しぶりに毛色を変えて書きたいと思います。
近鉄の観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」に夫と一緒に乗車してきました。
この電車は大阪阿部野橋と奈良県吉野を結ぶ観光特急です。
チケットは近鉄の特急窓口以外、旅行会社でも買えます。
私はもともと、鉄子さんで「自分で行きたい。だからチケットを自分で駅に買いに行く」ことができたのですが、休職して困難なことが増えてしまい、夫と一緒に家の近所の近畿日本ツーリストに行きました。
土日はまだまだ人気で満席ですが、平日なら取れました。
実際に電車を見てわかったのですが、3両編成のうち、1両はラウンジ。
実際は2両しか座る席がないのに観光特急でシートを大きくとっているので、座席がさらに少ない。
そりゃ土日に取れるわけないですよね・・・
ネットでは、ツイン席、サロン席は購入できないみたいです。
これが青の交響曲(シンフォニー)です。
阿部野橋駅にて。以下夫が撮影
足下には青の交響曲マーク
ロゴかっこいいですね。
車椅子も入れるように広い入り口です。ウォシュレットのトイレのようです。
かなり立派な芸術的なガイドブックでした。これ、乗らないともらえない。
社内椅子
ここで、私の顔出ししますが、こんな感じで座ってます。
私たちが座ったツイン席は真ん中にテーブルがあり、向かい合わせに座る形でした。
綺麗なライトやカーテンが見えますか?
座先は広いし、椅子もフカフカだし、通常特急料金プラス210円って安いやん!
まずまず良い感じ!と思い始めました。
乗車する前、社内ではずっとクラシックでも流れているのかなとか思っていたのですが、そんなことはありません。
クラシック感があったのは阿部野橋駅で乗車OKになってから発車するまでの間だけホームで流れていました。
ラウンジ、めっちゃ揺れます。酔いやすい方要注意
観光特急と言えば、お茶がいただけるラウンジ(喫茶店)があります。
近鉄の観光特急と言えば「しまかぜ」なので、
もう、しまかぜのお茶タイムが最高すぎて忘れられなかったため、今回の乗車も何より「喫茶に行く」ということを一番楽しみにしていました。
そのときの超ハイテンションな私のブログリンクを貼っておきます。
青の交響曲も記念乗車証や、グッズがあると書いてあるので、乗車前、しまかぜのときのように「社内に売りに来る」と思い込んでいました。
しかし。実際記念乗車証はこのラウンジに行って自分で取る仕組み。オリジナルグッズも、ラウンジのカウンターに行って初めて購入できます。
一応貼っておきます。必ず買ってしまう電車ホッチキス
ここで購入したものはフカフカの方の自席に持っていって食べることもできますが、「セルフサービス」です。
しまかぜはセルフではなく、アテンダントさんが持ってきてくれました。
しかし、よく考えたらこの特急、始発から終点まで1時間15分しか乗車時間が無い上に、途中の特急停車駅も多いです。
さらにもともとの近鉄電車を改造して作った電車なので、きっとスペース的にもそれが最適なんですね。
記念乗車券もしっかりGET
私が食べたものは春限定のケーキ。伊勢志摩サミットでデザート担当したホテルの製菓長赤崎哲朗氏考案のオリジナルケーキと記載がありました。
味はとっても美味しかった!!
レシートもカッコいいので、つい写真に残しました。
実はもらったときにコーヒーにも蓋がしてあり、なんでだろう・・・?って思っていたのですが
ここのラウンジ、めちゃくちゃ揺れます。
となりでケーキ食べていた年配の女性も行っていました。「しまかぜ」とはここが違うな・・・
そう、先ほどリンクを貼った私のハイテンションブログでかなり強調しているのですが、「しまかぜ」のすごさは本当に揺れないんです。
お茶が快適に飲めるんです。酔い止めなんて要らないんです。
ただ、この「青の交響曲」は 写真撮りたいなあと社内で動き回ると・・・酔います。
動かずに自席で座っている分は快適です。
乗り物酔いしない方は本を読むのも良いとは思います
小さなライブラリースペースも設置されています。
その前にはこんな椅子も
行きはこんな感じで吉野に着きました。
実は帰りもたまたま乗れてしまった私・・・最後の2席でした。
まさかの往復「青の交響曲」
行きに堪能できたので、帰りは、動かずに本当にフカフカの椅子でゆっくり疲れを癒やしました。
行きはラウンジでやられ酔ってしまい、少ししんどかったですが、帰りはめちゃくちゃ早くてもうちょっと乗っていたいなと思いました。
とにかく社内は落ち着いた雰囲気だし、ゆっくり座れます。
通常の特急料金プラス210円でこれに乗れるとしたらオトクです。(特急料金合計 阿部野橋~吉野 720円)
ただ、1日2往復しかないので、これのチケットを取るのが何よりも難しいかもしせませんね。
この観光特急自体が「飛鳥。洞川、吉野」の観光スポットに人を呼ぼうというコンセプトなのです。
しかし、正直「飛鳥」だと阿部野橋から40分しか乗車時間が無いので、この電車を目的に堪能したい場合は時間が足りないなと感じました。
40分が長いと取るか取るかは人によるとは思いますが、鉄子の私には短いです(笑)
乗られる方はできるだけ長い時間の乗車をオススメします。
この電車本当に乗る価値はあります!
カッコいいと思われた方、ゆっくり電車で心落ち着きたい方、どうぞお試しくださいね。